2026-07-11 の単語
名詞 / 動詞 /ˈliːvərɪdʒ/
てこ(の原理)、影響力、活用する
We should leverage our existing network to expand the business into new markets.
ビジネスを新規市場に拡大するために、既存のネットワークを活用すべきだ。
古フランス語で「軽くする」を意味する「levier」に由来し、もともとは物理的な「てこ」そのものを指していました。現在ではビジネスの文脈で「小さな力で大きな成果を得る」という比喩的な意味で非常によく使われるようになっています。
本来は「てこの作用」ですが、ビジネスでは二つの重要な用法があります。名詞では「交渉上の切り札・影響力」で、have leverage over someone(〜に対して優位に立つ)のように使います。金融では「借入金による投資効果=レバレッジ」を指し、high leverage は負債比率の高さを意味します。動詞は「既存の資産や強みを最大限に活用する」で、leverage our expertise のように使われますが、多用すると業界用語臭が強くなるため文章では use や draw on に置き換えるのも手です。
The union has little leverage in the current negotiations.
組合は今回の交渉でほとんど切り札を持っていない。
We can leverage our brand to enter the Asian market.
自社ブランドを活かしてアジア市場に参入できる。
The firm reduced its leverage after the crisis.
その会社は危機後に負債比率を引き下げた。
have leverage over
〜に対して優位に立つ
leverage resources
資源を活用する
financial leverage
財務レバレッジ
gain leverage
交渉力を得る
utilize(活用する)
有効に使うことを指す硬い語です。leverage は「小さな力で大きな効果を得る」というてこの含意があります。
influence(影響力)
名詞の leverage に近い語です。leverage は交渉で相手に譲歩を迫る具体的な材料を指します。
動詞の leverage を「単に使う」の意味で乱用すると冗長に響きます。leverage our tools は use our tools で足りることが多く、既存の強みを増幅させる文脈でこそ効果的な語です。